一粒社ヴォーリズ建築事務所

W.M.VORIES & CO., ARCHITECTS ICHIRYUSHA

たてもの紹介 − 建築作品【宗教】

建築作品 > 宗教 > 日本基督教団 津教会 新会堂

※ 小さい画像にマウスを乗せると大きい画像が入れ替わります

イメージ:日本基督教団 津教会 新会堂
サムネイル
サムネイル
サムネイル
サムネイル

日本基督教団 津教会 新会堂

所在地

三重県津市

構造規模

木造 一部鉄骨造 1階建て

延床面積

328m2

竣工年

2010年

 
戦後間もない時期に建てられ、永きに渡って使用された旧会堂の建て替えです。
2008年の早春、プロポーザルの形式で本計画の提案の機会を与えられました。
この会堂の特徴として、ひとつは使い勝手上からくる平面計画にあります。コンパクトな平面形のなかで、礼拝堂と愛餐・日曜学校等の2つの大きな空間が、ホールを挟んで連続しています。開口部を開け放つと、一体的に利用できるようになっています。
こうした、平屋でコンパクトな平面形状ですが、空間的にはそれぞれの個性をもった形状が組み合わされた外観で構成されています。その様々な屋根形状から構成される外観を、玄関部分の塔でまとまりを持たせています。3層分ほどの高さを持つ塔は通りの遠くからも確認でき、同時に玄関部分の吹き抜け空間となって訪れる人々を迎え入れます。
礼拝堂は、木造の切妻屋根形状をしていた、かつての旧会堂のイメージを継承しつつ、同時に新しい会堂として生まれ変わるよう特徴を持つことを意図しています。勾配の急な一際大きく空に伸びた礼拝堂の構造は、同じく木造で架構はハンマービーム工法という、木の持ち出し材が空間内に組み合わさってできる構造を採用しています。これは私たちヴォーリズ建築事務所が戦前より創り出してきた、数々の教会建築にも見られるものです。この工法を現在の構造計算上、技術的にもクリアして活かし採用することで、木の架構の持つ温かみのある空間をこの津教会の聖なる空間に創出したいと考えました。
 
教会の方々がこれから長い時間共に過ごされる新しい会堂に対し、現代の技術力を用いつつ、清らな場であることはもちろん、どこか懐かしさを感じさせるような温もりのある空間づくりに建築の側からが寄与できるとすれば、教会を設計する者にとって幸いです。

 
会衆席数:100席(ホール等拡張時:130席)

日本基督教団 津教会:ホームページ
http://www.wa.commufa.jp/~tsu-ch/index.html

撮影者:エスエス名古屋(谷田部 周)

 

▲ このページのトップへ

Copyright © 2005 - 2022 株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所 All rights reserved.